水害対策
家を建てる際の代表的な水害対策としては、盛り土があります。
敷地全体に土を盛って、敷地自体を高くするのです。
水は高い所から低い所へ流れるため、敷地自体を高くすれば、
家全体を水害や洪水といったような水害から守ることができます。
家を立てる土地が、周囲の家や道よりも、低くなっている場合には、
是非ともやっておくべき工事です。
ただ、住宅地などでは、隣の家の日当たりを
妨げないよう、
屋根の高さの制限があったりもしますので、
高さを上げるのにも限度はあります。
また、盛り土なので、それ自体の自重が重くなり
地盤が弱いところでは、
逆に沈んでしまう原因となる可能性もありますので、
地盤の改良工事も考えなくてはなりません。
河川に近い場所などは、地盤の弱い低地であることが多く、
盛り土をして家を建てる時は、
その土地の特性と周囲の状況をよく考慮する必要があります。